美肌ポイント3つ | 美容皮膚科勤務の看護師が実感している方法とは?

美肌ポイント3つ

皮膚科、美容皮膚科には日々肌荒れ、ニキビ、シミ、シワなどの美容的に健康を損ねた皮膚状態に悩んでいる患者が訪れます。

肌に悩みを抱えた患者を日々観てきた美容皮膚科看護師が、美肌になるために必要だと感じていることをご紹介いたします。

美容皮膚科に訪れる人はとても美意識の高い方がほとんどですが、治療や施術の効果が現れて美肌に改善される人と、なかなか改善されない人がいます。

美容皮膚科の看護師として人に話しを聞いていく中で、美肌になれる人と美肌になれない人に共通点があることが分かりました。

美肌になれる人の共通点 化粧品を正しく使っていること
肌を優しく扱っていること
紫外線に敏感である
生活習慣が整っている
美肌になれない人の共通点 化粧品の選び方に問題がある
化粧品の使い方に問題がある
紫外線に鈍感である
生活習慣に問題がある

美肌になりたいという気持ちは同じなのに、その結果が正反対の理由はほんの少しの日々の積み重ねや、ちょっとした知識の差だったということが分かりました。

以下に、美容皮膚科看護師から見た、美肌になる方法をご紹介します。

この記事を書いた人

ニックネーム:きょん猫
役職:看護師
大阪出身。社会人を経て看護師となり東京、大阪で働いていました。看護師として美容皮膚科の勤務経験があります。

美肌方1:化粧品を正しく使用すること

美肌方1:化粧品を正しく使用すること

肌を美しく保つために使う化粧品ですが、その選び方や使い方で、美肌になれるかどうかが決まります。

化粧品を選ぶ際に1番大切なことは「自分に合った化粧品を使う」ことです。

体質が人それぞれ違うように、肌のタイプも違います。広告や友人の言葉を鵜呑みにして化粧品を選び、肌に合わないものを無理やり使い続けることは絶対にやめましょう。購入しても肌に合わない場合は捨てる勇気も必要です。

購入する前にテスターなどで試してみましょう。

 

(1)自分の肌の状態に合わせて、適切な量を塗布する

肌は本来、健康でいようとする力を持っています。

ですから、やみくもに化粧品でなんとかしようとするよりも、足りない分だけを少し足してあげるという使い方のほうが皮膚の負担になりません。

看護師ポイント

看護師からのポイント

例えば、乳液を塗ったら必ずクリームも塗る必要はなく、肌の状態をみて足りないなと思う場所にだけクリームを付け足せば良いです。

 

朝は必ずしも洗顔が必要なわけではない!?

メイク後のクレンジング・洗顔は必要ですが、朝は必ずしも洗顔が必要な訳ではありません。肌に状態によってはぬるま湯でさっと洗い流すだけのほうが良いこともあります

そのためには、いつも自分の肌をよく観察することが大切です。

 

(2)化粧品を使用する際は肌を摩擦しないこと

クレンジング・洗顔・メイクをするときなど、肌を擦りすぎてはいませんか。綺麗になろうと一生懸命な人ほど、肌をこすって刺激を与えてしまう傾向にあります。

摩擦は肌にとって良くないことであり、摩擦を繰り返すと色素沈着を起こしたり、角質層がはがれてしまうことがあります

角質層がはがれると肌のバリア機能が低下し乾燥肌になってしまいます。

 

(3)日焼け止めをシッカリと塗る

紫外線はたとえ短時間でも肌に悪影響を及ぼします。室内にも届いているので、毎日日焼け止めをしっかり塗って紫外線対策をすることが必要です。

その際は、適量を肌にむらなく塗ることが重要なポイントとなります。

塗る量が少ない・汗をふいた後などは日焼け止めの効果が半減するので、適量を塗ることやこまめに塗りなおしましょう。きちんとした日焼け対策をしないと、シミになってしまいます。

 

美肌方2:美肌になるために生活習慣を整えること

美肌方2:美肌になるために生活習慣を整えること

皮膚は体の中で一番大きな臓器であり、健康を移す鏡でもあります。生活習慣が乱れると、当然健康に害を及ぼすため、ニキビができるなど皮膚の状態が乱れてきます。

ニキビができた人には症状に見合った処置や薬を処方しますが、それでもニキビが治らない人は、ニキビのできない生活習慣が送れないようです

例え、その時のニキビが治っても、すぐにまた新しいニキビができてしまいます。

美肌の人に共通する生活習慣は以下の通りでした。

 

(1)バランスのとれた食事をする

野菜、肉、魚、豆類、海草類、主食をバランス良く食べます。1日三食、よく噛んで腹八分目にします。おやつを食べるときはフルーツなどにしましょう。

バランスがとれていれば、スナック菓子などはそれほど食べたくなくなります。健康に良いことは、美肌のためにも良いのです。

 

(2)水分をこまめにとる

人間の体は約7割が水分です。いくら外側から化粧水を塗っていても、体内が水分不足では、肌は潤いません。水分不足では便秘にもなりやすくなりますので、美肌に水分は欠かせません

外出時にも水のはいったボトルを持参して、こまめに水分補給されている人は肌も美しく、スタイル抜群でした。

 

(4)お手入れよりもシッカリ睡眠をとる

眠っているときに、成長ホルモンが放出され、体全体が回復します。肌も例外ではありません。

22時から2時の間に成長ホルモンが1番出やすいとされていますが、22時までに眠るのが難しい場合は、夜12時までには眠りにつく習慣をつけましょう。

お手入れよりも睡眠時間が優先です。

 

(5)適度な運動をする

ウオーキングやストレッチなど、簡単に行える全身運動を定期的に行いましょう。血流が良くなり、必要な栄養素が全身に届けられます。また不要物も流れやすくなります。

日中に適度な運動をしていると、気分転換やストレス解消にもなりますし、夜ゆっくりと眠ることができます。

 

(6)シャワーで済ませずにゆっくりと湯船につかる

お風呂はシャワーだけで済ませずにしっかりと湯船につかりましょう。全身の筋肉もほぐれ疲れが取れるばかりでなく、新陳代謝も良くなりますので、お肌の生まれ変わりに役立ちます。

汗をかくことで、老廃物も排出できて、汚れとともに疲れも取ることができます

 

(7)精神が安定するよう工夫する

いつも穏やかな気持ちでいることは美肌につながります。精神的なことは身体面に大きな影響をあたえますが、皮膚への影響も大きいのです。深呼吸をする、ゆっくり動いてみる、日頃の食事バランスの崩れや睡眠不足も精神に影響を与えます。

定期的な運動はストレス解消に効果的です。

根底から肌の美しさを出して行くには日々の生活習慣の積み重ねが重要だと、美容皮膚科へ訪れる人との会話の中で、思い知らされることがたびたびあり、基本中の基本ですが、一番大事なことになります。

 

美肌方3:美容皮膚科を上手に利用すること

美肌方3:美容皮膚科を上手に利用すること

生活習慣にも気をつけ肌に合う化粧品を使っているが、シミ・シワ・ニキビなどの肌荒れを起こすことがある人は、美容皮膚科へ行くことをお勧めします。

美容皮膚科では医師や看護師が肌質改善のアドバイスなど、お肌の相談に乗ってくれます。エステサロンとは違って、高額なエステや化粧品を押しつけられることもありません。美容皮膚科は高価なエステマシーンや、高い注射をするだけのところではないのです。

 

(1)肌に合った薬の処方・処置・化粧品の紹介をしてくれる

美容皮膚科ではニキビを早く治すために以下の治療をしてくれます。

一般的なニキビ 液体窒素療法やディフェリンゲルという薬で治療
化膿しているニキビ 膿を出す処置を行う
長引くニキビ ミノマイシンやルリッドという抗生物質の飲み薬が処方

 

場合によってはシナールやハイチオールなどのビタミン剤の処方や、ニキビや肌荒れに効果的なビタミンB配合の注射や点滴を実施します。

また、その美容皮膚科で独自に取り扱っている商品もあれば、保険適応ができる保湿剤や高級ワセリンなどの処方もしてくれます

看護師ポイント

看護師からのポイント

敏感肌で、市販の化粧品で荒れてしまった場合などは強い味方です。一般の化粧品店とは違って、高級化粧品のライン使いなどをオススメすることはないので安心です。

 

(2)美容点滴が手軽にできる

ビタミンやプラセンタの入った注射や点滴なら、手軽に試すことができますね。日頃の疲れから肌荒れしている場合などはレスキュー的に有効です。

ビタミンCやビタミンB配合の注射 2,000円~3,000円
高濃度ビタミンC点滴 4,000~5,000円
プラセンタ注射 2,000~3,000円

どちらも血管に直接入れますので、即効性が期待できます

美肌効果、疲労回復、風邪予防、ニキビの改善や予防に効果があります。疲労からの肌荒れやしつこいニキビに悩む人にお勧めしています。

 

プラセンタ注射は美肌効果、美白効果、疲労回復効果がある

プラセンタ注射は2,000~3,000円くらいで、美肌効果、美白効果、疲労回復に効果があります。筋肉注射ですので、2~3日効果が持続します。肌荒れ改善には週に1~2回程度を何度か継続すると、かなりの効果がみられます。

ホルモンバランスを整える効果もありますので、生理前のニキビに悩む人にもお勧めです。

 

(3)美容皮膚科ならではの高出力美容機器が施術できる

希望すれば、マシーンによるフェイシャルや超音波、ピーリングや永久脱毛などを受けることもできます。加齢によるシワやタルミの人は、ボトックス注射やヒアルロン酸注射、フォトフェイシャルなどの高出力マシーンで改善されることが多いです。

ボトックス注射 8,000円~10,000円
ヒアルロン酸注射 40,000~100,000円
高出力マシーン 1回6,000円~10,000円

ボトックス注射、ヒアルロン酸注射どちらも、打つ範囲によって施術時間や値段が変わります。

 

ボトックス注射に関して

ボトックス注射では、例えば目尻のシワの場合、施術自体は10分程度で終わります。値段、品質の確かなボトックスを用いている美容皮膚科では8,000円~10,000円くらいです。

 

ヒアルロン酸注射に関して

ヒアルロン酸注射は、例えばほうれい線の場合、施術時間は20分程度。もし、麻酔を希望する場合は30分程度です。値段は40,000~100,000円くらいです。

 

高出力マシーンに関して

高出力マシーンによる施術は、シミに効果的なマシーン、タルミに効果的なマシーン、総合的に効果的なマシーンと、実に様々な種類のものがあります。総合的に効果があり、お手頃なマシーンですと、1回6,000円~10,000円程度。

施術時間は1時間程度です。

 

シミが気になる人には薬の処方かレーザー治療

シミにはハイドロキノンやレチノイン酸という薬の処方や、レーザー治療を行うと改善することが多いです。

レーザーによるシミ治療は、わたしの勤めていた美容皮膚科では、直径の合計が1センチまでで5,000円。それ以降、1ミリごとに1,000円が加算されるという価格設定でした。麻酔の実施を含めて1時間程度かかります。

多量のシミを治療されたい人には、一度に実施すると体の負担にもなるので、分けて行うことをお勧めしていました。

このような美容皮膚科での施術を受けた場合も、日常的に正しい化粧品の使い方をすることで、その効果が長く持続されます。

 

まとめ

美容皮膚科には、肌にとって有効な治療や美容機器があります。美容点滴も、美容だけでなく疲労にも効果があります。化粧品も高機能なものがどんどん発売されています。

しかし、それらをすべてやったところで、美肌になれるわけではないのです

うっとりするほどの美肌の持ち主に何人も合ったことはありますが、共通していたことは、正しい化粧品の使い方をしていることや生活習慣が整っていることでした。

そんな日々の積み重ねの上にこそ、美容皮膚科での治療や施術やエステが活きてくることを美容看護師として働きながら実感していました。上記に書いたことはすべて、すぐにでも誰にでも取り組めるものばかりです。

ぜひ、実践して、美肌の底力を手に入れてください。

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